吉本興業の騒動から学ぶこと

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こんにちは。

 

目標達成コンサルタントの株式会社マクレス田中直樹です。

 

今日は、「吉本興業の騒動から学ぶこと」です。

 

ここ数日、元?吉本興業の宮迫浩之さん、田村亮さん、そして、吉本興業の岡本社長の会見が世間を騒がせています。

しかしながら、この騒動そのものについて私の立ち位置で何かを述べることでは有りません。

 

ただ、この騒動から、私も含め、皆さん自身の立ち位置に振り返って考えることはできると思います。

 

皆さんは、どう思われたでしょうか。

 

私が思うことは、会社、組織、グループなどで同じ方向を向いていく仲間に対し、リーダーである、例えば、経営者、部門責任者、店舗責任者、グループ長の皆さんが、一緒に何かを目指す仲間の人たちと信頼関係が無いとその組織はまとまりづらいと思います。

私も、組織の長を長らく務めてきましたが、私もその信頼関係については、強く意識をしていましたし、常に言っていたことは、「役割分担」ということです。

 

どういったことかというと、例えば、社長、部長、課長、係長、主任、一般社員、アルバイトの組織であれば、それぞれがそれぞれの持ち場に合わせた役割があります。

 

それぞれが、その役割を最大限又はそれ以上に組織に貢献することで、組織が成り立ち、向上していきます。

このことは、今更私が言うまでもないかと思います。

 

ただ、役割のレベルが上がるにつれ、業務範囲が増え、複雑な高度な判断が必要になっていき、単一業務ではなくなります。

また、勿論収入も高くなりますが、決断を常にする立場になっていき、責任が重くなり、権限があるなど・・・。

しかしながら、今回の場合、権限の意識がかなり強く「自分は偉いんだから下のものは何でも言うことを聞け、俺に歯向かうやつはつぶしてやる」という勘違いした意識に変わってしまったのではないでしょうか。

いづれにしても、責任者にはそれ相応の責任がある中で、「信頼関係」を構築し、組織の目指すところに自身も含めメンバー1人1人の「役割分担」を最大限機能させ、そのメンバーを尊重し、ある時は守り、ある時は叱咤激励し、ある時は背中を押し、そして、その成果を一緒に喜んだり、悔しんだり、それを常に一緒に改善し、更に成果を上げていくことがリーダーの役割だと強く思います。

 

そういった意味では、経営資源の要素である「人・物・金・情報」。

特に今回は、「人と情報」について、大きな欠落があったのではと感じます。

 

皆さんも同じような意見の方もいらっしゃるでしょうし、異なる意見の方もいらっしゃるかと思います。

 

私も含め組織のリーダーである皆さんは、今回のことで、このことをしっかり認識することで、自身を振り返り、気づきになればと思いました。

 

最後に一つだけ。。

マンダラチャートを組織内で共有しワークをすることで、信頼関係構築の一助になります。

 

ではまた。