こんにちは。
目標達成コンサルタント・アドバイザーの株式会社マクレス田中直樹です。
今回のテーマは、「社員が自律するには」 です。
新型コロナ完全収束していない中、あることが前提で過ごすよく話題になる「withコロナ」になってきています。
毎年、新生活が4月から始まるはずが、就業、就職含め、しっかりと開始できていませんでした。
そんな状況もやっと再開されてきました。
ただ、当然正常ではありません。
そして、スタートしなければいけないことも事実です。
さて、経営資源である「ヒト・もの・カネ・情報」の中でも、最近も経営者の方も含め、管理職のみなさんが常に悩んでいることの一つに「ヒト」があります。
その中身は、昔から大きく変わっていないものの一つでもあります。
例えば、自分で考えて動く社員が少ない、自ら仕事が作れない、費用対効果が分からずに動いているなど、どうしても指示待ち社員が多いと感じるのは皆さんも同様かもしれません。
逆に、そうではない組織は幸せだと思います。
では、その解決方法はあるのでしょうか?
解決方法の一つは、部下や組織のメンバーに考える習慣や行動の習慣をつけることです。
ただ、一番大事なことは、以前にもこのコラムで書きましたが、伝えるだけではなくしっかり理解する(伝わる)ことが大切ですし、できれば辛抱強く一緒に習慣が付くまで伴走することが重要です。
皆さんは、初めて何かやり遂げる時に一から十まで一人でやり遂げることはできるでしょうか?
例えば、泳げるようになった時も、自転車に乗れるようになった時も必ず伴走者が泳げるまで、乗れるまでそばにいてくれたのではないでしょうか?
ある意味、自ら考え、自ら行動することが、泳ぎや自転車に乗ることと同じようなことで捉えられるとしたら、それができるまで伴走が必要だということがわかると思います。
上司から見れば、「そんなこと、なぜわからないんだ」ですし、部下から見ると、「教えてもらってないのでできないだけ」という相反する意識では、いつまで経っても交わりません。
こうした、意識ギャップ、コミュニケーションギャップが起きていることを上司の方が、認識する必要があります。
そして、これは、新入社員に限られません。
というように、違う見方から、客観的に考えてみると良いですね。
「社員が自律するには、伴走が必要な場合もあります」です。
ではまた。