【<私の経験よりの気づき>リーダーの立ち位置の一つ】

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こんにちは

「ワンチームビルディング」 コンサルタント・アドバイザーの株式会社マクレス田中直樹です。

 

緊急事態宣言の効果は現れてきているようですが、さらに効果を深めるため、もう少しの辛抱かもしれません。

 

さて、今回のテーマは【<私の経験よりの気づき>リーダーの立ち位置の一つ】です。

 

今回は、私の部門長、拠点長時代の経験からリーダーの立ち位置で必要な考え方の一つについてお伝えしたいと思います。

私が初めて部下のいる役職者を拝命したのは、23歳の時でした。

そんな方は珍しく無いと思いますが、リーダーとして必要な考え方をその時から15年後くらいに気づいたことがありました。

それは、この話の結論でもあるのですが、本当の意味でリーダーも組織の中では、たくさんいるメンバーの中の「役割分担の一人」であると言うことをリーダー自ら認識すると言うことです。

 

社長としての役割、部長として、課長として、主任として、店長として、一般社員としての役割は言うまでもなく異なります。

 

今にしてみれば人としても大切なことであるそのこのことに気づいたのが、リーダーになってから15年が経過していたということです。

 

話を戻しますと、当時、100名くらいの会社でしたが、まだ駆け出し役職者であった私は、役職名でいうと社長、部長、課長など上の役職者、上司について、その頃でも、すごい権限があり、偉い人と思っていましたし、実際そうでもありました。

 

昭和の時代は、トップダウンが普通でしたし、今で言うパワハラも社会が容認されていた空気が普通でした。

そんな組織では、数名の小さいチームを束ねていた私でもしばらくは勘違いをしていましたし、上司の指示を受けながらでも実際そういったパワハラまがいの行動でメンバーと共に業績を上げることが必須の組織を牽引していたことも事実です。

 

ただ、少しずつ時代が変わっていき、トップダウン組織から自立組織に変化する予兆が出てきた頃、転職後の会社の拠点長時代にある事件が起きました。

詳細は割愛しますが、要は、当時の部下が人事部への密告により私の指導法に注意が入ったことです。

 

少し時間がかかりましたが、自分が変わるしかないという結論で、管理職としての考え方を変化させるしかありませんでした。

 

そして、その当時から20年くらい掛けて、その自立組織を作るため尽力してきました。

 

そのポイントは、

ご承知の通り組織、チームが目標や理念を共有しそれを目指すベクトルは、基本全員が同じ方向を向いていることが大切です。

しかしながら、人はそれぞれ価値観が異なります。

その価値観は基本的に誰も否定できません。

 

私が経験した中では、同じベクトルの方向に向いていないメンバーの多くは、上司、先輩、同僚など何かしらの不満を抱いていることや信頼関係が崩れていることが要因であったり、勿論、本人の価値観の違いのケースもあります。

 

どちらにしても、まず、その「不満・悩み」を上司と部下の関係ではなく、人生の先輩という立場の「人として」しっかり認め、受け止める、その原因を突き止め、改善することに努力することから始めなければいけません。

 

それを解決した後は、組織、チームが何倍もの力を発揮することになります。

 

こうして、リーダーが目標を達成させる意識、情熱が強ければ強いほど、組織、チームのベクトルを合わせるために力を注いでいます。

 

その方法は、リーダー自身のそれぞれの個性、方法で行うわけですが、メンバーの胸の支えや腹落ち感をスッキリさせることが重要です。

 

そういった意識の共有を解決することに力を注いできました。

 

私の経験はこれくらいにして、皆さんの現場、組織ではいかがでしょうか?

 

どんなことが問題と感じ、どんなことに悩んでいますか?

 

ぜひ、一緒に共有し、解決して行きたいと思います。実際はそれぞれの組織ごとに温度感、風土は異なります。

 

更に全員ベクトルを一致させ効果を出したい場合は、組織、チームのベクトル合わせにも有効的な「ワンチームビルディング」に取り組み、仕組み化して、しっかりとワンチームになる絆を作り上げ、上司、部下の信頼関係を築き、業績目標を達成させ、部下の成長が実感できる組織づくりを完成させることができます。

 

このマインドセットをしっかり浸透させることが業績向上に一番重要なことは、間違いありません。

皆さんはどう思われますか?

 

私たちと、管理者・指導者のあなた、そして組織のメンバー(社員・従業員)が一丸となって取り組んでみませんか?

 

もう少し詳しく説明を聞いてから、と考える方でも大歓迎です。

その説明はオンラインで無料で行えますので、是非、お問い合わせください。

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宜しく御願い致します。

ではまた。