こんにちは
「ワンチームビルディング」 コンサルタント・アドバイザーの株式会社マクレス田中直樹です。
コロナ感染は、緊急事態宣言の効果は現れてきているようですが、ここで緩めるわけにはいきません。
もう少しの辛抱かもしれませんね。
さて、今回のテーマは「不適切発言」に学ぶ「リーダーの意識」です。
ここ数日、世間を騒がせています「女性蔑視問題」から考察したいと思います。
日本で大きく遅れていた女性の社会活躍促進の考え方について、第二次安倍政権では、8年前に「全ての女性が輝く社会づくり」を掲げやっと本格的に女性の活躍促進をしていました。
それまでも日本は、世界の中でも、特に欧米、先進国に比較し女性の社会進出がかなり遅れていたはずです。
今世間を騒がせている問題は、昭和の考え方が全く変わっていない認識を持つ人物が、影響力や権限があるトップであったということも問題を最大化させています。
そういった人物が差別と区別の違いを理解していないことであったり、時代の変化について行けていないことがこの問題の根本原因でしょう。
私も聖人君子では無いので、その立ち位置で語るつもりはありませんが、今回の件は、そもそものその立場の人物の認識として、かなりひどいものと感じました。
「差別と区別」の違いや「自組織のメンバーそれぞれを認める」ことはもちろん、「意見収集する会議時に発言時間をルール化する」などの会議の手法も含め、やるべきことは事前にやることで解決策はあったと思います。
この出来事から学ぶものは、記者会見などの公式の場で「個人の主観的要素の強い発言を控える」という自制心が必要なことも含め、やはり、組織をしっかりまとめた「実務経験」があれば、自身の発言の影響力やその場に則したことを認識していれば、これほど問題にならなかったと感じました。
また、個人の感覚的な印象と性別に起因するという根拠のない決めつけによる良否の発言は、私はとても違和感がありました。
ここから学ぶことは、「リーダーの意識」の反面教師です。
リーダーは、立場の違いはあれど、組織内外での影響力が大きいです。
そのことによる自覚が必要なことは、「発言」「姿勢」「振る舞い」です。
リーダーとしてはたわいも無いことでも、メンバーや部下は発言によっては、瞬時にモチベーションも下がってしまいます。
平たく言いますと皆さんも「上司があんな認識なら、やってらんないよな!」なんて言葉を言ったり聞いたりしたことはないでしょうか。
ですから、リーダーの「発言」「姿勢」「振る舞い」は日頃から部下やメンバーからよく見られていることを肝に命じることが重要です。
なぜならば、組織を同じベクトルに向かっていくために一番大切なことは、リーダーとメンバーの信頼関係だからです。
重ねてではありますが、今回の出来事を「反面教師」として、自身が改善すべきことを改めて内省するきっかけになればと、個人的には思います。
やはり一つの組織やチームは、全員のベクトルを一致させるからこそ、効果が出るわけです。
ただ、その方法に悩んでいるリーダーの方も少なくありません。
その信頼関係構築の解決策にとても有効的な方法があります。
それは、組織、チームのベクトル合わせにも有効的な「ワンチームビルディング」に取り組み、仕組み化して、しっかりとワンチームになる絆を作り上げ、上司、部下の信頼関係を築き、業績目標を達成させ、部下の成長が実感できる組織づくりを完成させることができます。
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ではまた。