こんにちは。
目標達成コンサルタント・アドバイザーの株式会社マクレス田中直樹です。
今回のテーマは、「褒めないで、信頼関係を得る方法」です。
皆さんは、自身のことを褒め上手だと自信ありますか?
多くの人はどちらかというと褒め下手ではないでしょうか?
子供、部下、後輩など、日ごろから褒めているでしょうか?
組織などでは、部下、上司、含め周りの人々から信頼を得るには、様々な相互信頼のコミュニケーション方法がありますが、相手を褒めることも信頼関係構築の大きな要素です。
また、信頼関係を築くのに効果的でもあります。
ただ、普段から、褒めることを日常的に行っているでしょうか?
やはり、褒めるのが苦手な方が多いのではないでしょうか?
正直、日本人全般的(特に男性)にその傾向はあるようです。
褒めるということが人間関係の信頼関係構築にとても大切であることがわかっていても、褒めるのが、少々恥ずかしかったり、苦手だったりする方も多いと思います。
また、日本人的発想では、あまり前面に「褒める」を大げさ打ち出しすぎると、わざとらしく受け止められててしまうことも有り、それはそれで違和感が残ります。
そして、急に「褒める」ことを始めると「どうしちゃったんだろう」などと、思わぬ不信感も与えてしまいます。
また、周囲に褒められ文化があると子供は、わざとらしい褒め方でも素直に受け止めてくれますが、年齢が増すごとに、素直に受け取られなかったり、逆に褒められると引いてしまったり、逆効果になることもあります。
さらに、受け止められる側で、褒められ上手と褒められ下手に大きく分かれるのも、感じたことがあるでしょう。
そこで、双方で違和感なく、お互いの信頼感を確認する方法として「認める」ことを行うことで、褒めると同等の効果が得られます。
これは、私が20年間管理職を行ってきた実体験でもあり、意識していたことです。
具体的には、部下や子供たちの行ったことに対して、「認める言葉」を伝えるだけです。
例えば、遅刻常習者が遅刻の改善がされた場合、「遅刻しなくなったね」と、事実をそのまま伝えるだけです。
褒める表現だと、「遅刻しなくなったね、改善できたね、素晴らしい」と付け加えると「褒める」ことになります。
勿論、褒める言葉や表現ができるのであれば、理想的ですが、単純に事実を伝えるだけで、本人は「自分を見てくれている」「改善努力したことをわかってくれている」と受け止めることで、伝えてくれた人に良い印象が残ります。
繰り返しですが、そこに褒める言葉があれば尚良いですが、なかなか褒め言葉に抵抗がある場合でも、「事実をフィードバック」するだけで、受け手は「褒められた感」を感じる訳です。
是非、「褒めること」に抵抗があれば。まずは「認める(事実をフィードバック)」することから始めてみてください。
それが慣れてきたら「褒め言葉」を付け加えてみてください。
「認める」➡「褒める」 意識してやってみましょう。
信頼感系が今まで以上に構築されます。
組織内で信頼関係はできていますか?
信頼関係が、組織力向上の「肝」になります。
是非、試してください。
当社では、マンダラチャートの組織(チーム)内グループワークを行っております。
これは、一度に複数メンバーと同時に信頼関係が構築され、目標に向かう組織力が直ぐに構築される、いわば「魔法のワーク」といっても過言ではありません。
是非、ご相談お待ちしております。