ピグマリオン効果

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こんにちは。

 

目標達成コンサルタント・アドバイザーの株式会社マクレス田中直樹です。

 

今日は、「ピグマリオン効果」です。

 

あなたは、上司、部下、友人、奥様、ご主人、子供などに普段、期待をしていますか?

 

密かに期待をしていますか? それとも期待をしっかり伝えていますか?

 

特に部下や子供達に対して、具体的に達成して欲しいことがある場合、しっかりその期待を伝えてください。

 

人は他者から期待されることによって成績が向上する現象があります。

 

それが、ピグマリオン効果です。

 

1964年アメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールの実験によるもの。

 

ネズミの実験が有名ですが、ランダムに選んだ実験ネズミを利口と利口でないグループに分け、それを学生に預けいくつかのネズミ実験を行ったところ、利口なネズミグループは良い結果を出し、利己ではないグループのネズミは良い結果を出せなかった結果が出たとのこと。

 

また、人間でも同じように教育現場において、ネズミの実験と同じように成績が伸びる生徒、伸びない生徒を無作為抽出し、成績が伸びる生徒と下がる生徒、二つのそれぞれのグループに分け、先生に伝えた結果、その通りになったという実験結果によりその効果が立証されたとのことです。

 

要は、ネズミにしろ、生徒にしろ、他者から期待され、そのような接し方、言葉や指導の仕方をされるとそれを感じ、本人は期待に答えたいと結果を出し、期待されていないと感じると結果が出ないということです。

 

あなたは、部下教育、子供教育などで、しっかり期待をして、それが伝わるような言葉、態度、接し方をしているでしょうか?

逆に言うと、期待をしていない、関心がない、ほったらかしのような接し方をしていないでしょうか?

 

このピグマリオン効果から言えることは、中学校や高校の進学や部活動、会社や組織でも、後輩や部下などの教育指導において成長するかしないかは、やはり、指導者や先輩、上司がどう関わるかによって結果が違うということがわかります。

 

チーム、組織の成長が早い、高いのは、指導者の接し方も大きく影響しています。

 

指導する立場の方や上司、先輩の皆さんは、選手、部下、後輩の方々に、普段どう接していますか?

 

あなたはできていますか?

 

ではまた。